液状の樹脂や合成ゴムなどを塗りつけ、その塗膜によって防水する比較的ローコストな方法です。
防水面保護の為のコーティングメンテナンスがこまめに必要になります。
ウレタンゴム系樹脂を硬化剤で固めた塗膜防水。 手塗りの他、吹付け機による「超速硬化吹付法」もあり。
吹付け約10秒後には手につかない程の超速硬化。
少人数でも広範囲の施工が実現できます。(廊下・階段など)
手作業では実現できない適度なエアー層が、液体は通さず蒸気は通す「呼吸する塗膜」を形成。
膨れやピンホール対策に通常使うガラスクロスに替えて、通気穴のある布を使用したり、脱気筒を立てたりする「絶縁工法」「通気工法」もあります。
不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤をプラスしてガラス繊維のマットで補強する方法。
他の塗膜防水よりも強度のある床に仕上がり、水にも強く、固まるのが速いので工期の短縮も期待できます。
臭いの強さや塗布下地の湿気には弱い特徴から密封場所などへの施工は適しません。 その他、水性で無味無臭・湿った下地にも施工ができるポリマーセメント系やアクリルゴム系のほか、 ゴムアスファルト系での塗膜防水方法もあります。
出入りする機会も頻繁で、範囲も狭いベランダには「FRP防水」など塗膜系防水がお勧めです。
工事のせいで何日も使えないと困ってしまう場所ですが、FRPや吹付けウレタンなどなら硬化が速く工事も一日で完了可能です。
※既存の防水方法などにより、最適な防水工法は変わります。